このブログに出てくる用語の解説

このブログに出てくる用語の解説

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＊界域＊


ウラシウスの大木が根を拡げ

種子を散らして出来上がった世界

『α界域』


そこから約２４００億年後（２６００億年とも言われる）に

ビックバンによって生まれた

現在の我々が住んでいるこの世界

『β界域』


更には今から７００万年前に発見された

『γ界域』

がある

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＊ブログ管理人の職業＊


γ界域は発生した原因すらまだ知られていない謎の多い界域

今では８００万人程度の住民もいるけど

当然未開の地が殆どを占めている


γ界域だけで無く、β界域にも未開の地は多い


そこで

各界域の未開の地の探索や、そこでしか発見されていない植物等の採集。

危険な生物の討伐、新たに移住する人への案内など

β界域やγ界域の、未開の地を開発出来る人材が世の中で多く求められている


そんな探索家の事を人は



『フロンティアエクスプローラー』と呼ぶ
（略してFEとかエクスプローラーとも言われる）


俺、『弓坂 亜利人』はそんなエクスプローラーの一人



普段はβ界域の日本というこの国で暮らしていて

α界域で仕事をしている


遥か遠い過去に

１０６人のエクスプローラーで構成されたチームが有った

そのチームはβ界域で一つの惑星を発見する

それがこの地球である


うちの家系は過去

多くのエクスプローラーを出した

実を言うと

うちの祖先こそ、この地球を発見したチームの副リーダーだったのだ


副リーダーには３人の息子がいて

その内の一人

次男がこの地球に残り

一族は細々と子孫を残した


その末裔が俺なんです


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＊ギルド＊


大半のエクスプローラーはギルドに所属している

フリーで仕事している人はほんのひと握りだ

余程の熟練者でなければやっていけない


仮にどれほど腕に自信が有ってもそれだけではダメだ


迅速かつ確実な情報収集力と実績が必要不可欠



未開の地と言うことは極めて情報が少ない

ギルドに入っていれば横の繋がりで情報を得られるが

フリーなら一人で情報収集しなければならない


また、どんなに腕が良くても実績が無ければ依頼が来ない

安い金出して失敗されるよりも

少々高くても確実に仕事をこなしてくれる方がいいと誰もが考えるから



だから紹介料を引かれてもギルドに入った方が絶対得

勿論俺も例外ではなく、ギルドに所属している



α界域のルドレイ地方に

『ゴントラーザ』と言う大都市がある

その街に『ナグルマコスマーズ』と言うギルドが有る

ゴンドラーザでは１．２を争う大きさのギルドだ

そこで仕事（クエスト）を引き受ける


ここで勘違いされやすいのは

ギルドは大きければ大きいほどいい


というわけではない

勿論大きい方が情報量は多いし

顧客も多い



しかし、仕事を受けに行っても全部先に取られて無くなってる事も少なくない

それに大半のギルドには

トップメンバー優先制というシステムが有り

仮に空いてるクエストを受ける事が出来ても

一定の時間内だとトップクラスのメンバーは『横取り』出来る

何故ならその方がギルドとしてはより早く、確実に依頼を完了させられるからだ


すると先に取ったはずのその人は

勝手にキャンセル扱いとなってしまう
（ただし、キャンセル料は取られず、逆に報酬の１割をそのメンバーから受け取る事が出来る）

だから自分のレベルに合わせて

わざと規模の小さいギルドを選ぶ人もいる

その気になれば複数のギルドに所属することも出来るけど

そこは暗黙のルールと言うか

そんな事をすれば周りから白い目で見られる



どこのギルドにも『ランク』が有る

うちの場合はＳランクからＪランクまである


因みに

俺は現在Ｆランク

もうすぐＥランクだ

Ａランク以上がトップメンバーに認定される


これだけ大きいギルドだから

上を目指すのも先は長い

でも俺はいつかこのギルドでも

トップメンバーになれる自信がある

だからここに入ったんだ

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＊エリアゲート＊


α界域からβ界域

または

α界域からγ界域へと移動出来る出入り口が有る


それをエリアゲートと言う


後者のゲートの方が意外にも数が多い


理由の一つは

このβ界域は宇宙という特殊な空間によって囲まれている


だから別の界域への移動ルートがそれほど確率されていない


もう一つの理由は

行き来どころか

宇宙という閉ざされた空間が原因で

別の界域の存在すら知らない人が９９％以上

知ってる人はひと握りにも満たない

そんな世界だから

ゲートが見つかったら大変な騒ぎになる


俺はエリアゲートに近いこの地に住んでいる